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謹賀新年 [雑記]

開けております新年が。

こう打ち込むのもほぼ半年ぶりという平常。

きっとそうなのでしょう。どうも、ナオキです。

この深夜の徒然に為すべきを棄て、溢れ出んとするものを致し方なく綴る場所にはここが最も相応しく。

そう思い至りかくして筆を執るならぬ鍵を打つわけで。

故にここに他者は存在せぬが道理であり、広がるのは脳内の膿のみである。ここに何を綴ることのなかった期間に何があるわけでもなし。

ただここのことを忘れていたとしか言いようのない状態であった。

厳密には違うのだが、事実として書かなかったのだからそれでよい。

普段はこのようにして様々なものを切り落としては無意識の海へと落としていく。

我が内を樹木に例えるならそれは無意識の海に不安定に伸びる一本の存在であり、
伸びんとした思考の芽を無意識の肥やしとしていくがゆえに枝は伸びず、果実も実らない。

陽と風を受けては静かに葉を鳴らし、ただ漫然と時を過ごしていくものである。

その海から吸い取った栄養は非常に悪い効率で吸収され、落ち葉となっていくのだ。

あぁ、なんということだろう!

今の自分は過去を見返して笑おうともしない!

それほどまでに過去の自分をつまらないと判断する人間になってしまったということなのだ!

もしくは見返したくないのだ。

見返すことに意義を見いだせない無能に身をやつすことを好としたのだ!

それを測るのは自分にはできないことである。

時間と他人が評するものであるのだ。

この変化を成長と呼ぶか、堕落と呼ぶかは!

そう、変化は必然である。

不変も、意図した変化もそれは負荷を伴う。

私はそれに耐えうるものではなく、風化していくように変わるだけである。

高校時代、私はそれを『一番楽で一番頭が悪い』と評したのにだ!

変わらないことを諦め、変わることを選ばなかったのだ!

むしろ未来の私が過去の自分を嘲笑うのではない。

過去の自分こそが自分を嗤うに相応しい存在であるのだ!

あぁまたとんでもないことになってしまった!

記憶が正しいならこのブログの過去記事には散々

『未来の自分に突っ込まれる』ことを望んだ内容を書いたというのに、
今の私はそれを否定しているのだ!

最大級のツッコミと言えば確かにそうだ。

それもまた皮肉めいていて中々に好みの結論ではある。

しかし、その記録を否定してしまえばきっと私はあの頃と著しく同一性を欠いているだろう。

記録したことを記憶していること以外にそれはきっとありはしないのだ。

あぁ満ち満ちる虚無。

ここまで何をしても何にもなることはなく、ただ自らの何かを失っていくのだ。

確かなのは時間と体力が奪われていることだけ。

無為である。実に無為である。

そう、最低でもこの記事に他者が存在せぬがゆえにこの記事はこの上なく無為である。

何か価値を生み出せたかもしれない可能性を自ら端から否定したのだ。

実に滑稽である!

こうして確かなものを増やしても虚しいのだ。

基本的にこのブログに触れるというのはそういう時ばかりである。

形を問わず、いつだったそうだったような気がする。

このブログを始めた月の情熱もそれに由来している。

思えば情熱を燃やした時はいつも何かから逃げるためだったように思う。

高校時代に打ち込んだものも全ては現実を遠ざけるためにあった。

小さな理想が叶ってしまえばそれで失うような風前の灯でしか情熱を持てたことがない。

だからとて更新しない期間に現実があったかと問われれば違う。

逃げるために別の壁と向き合っていただけだ。

それも現実のもう一つの形であり、何をしても袋小路にいたのだ。

人生を賭すに値するような本心の本気や情熱、意欲といったものがあれば、
きっとそれは飛び越えられる袋小路に追い詰められていた。

否、今でもそこにいる。

だが小さい頃は狭い場所が好きだったし、かくれんぼも得意だった。

前述の小さな理想が叶っている以上、ここに安息を見出してもいる。

それが偽りであり根本を超えてはいないと知りながらもだ。

あぁ哀れである。

他者がいないと述べておきながら包み隠して話をしていることがだ!

そう、いかに他者を否定しても仮面を被らずにはいられない。

なぜならばこれが外に出ているものだからだ。

自分の脳の膿を出しているのだ。その様子を克明に生放送は許されないのだ。

このようにして堂々巡りを延々と繰り返し、そして不毛を悟り寝ることと、
何も考えず眠りに至ることとどちらが正しいと言えるだろうか?

誰もあずかり知らぬことであるが、この問を投げ捨てて擱筆する。


嗚呼かくも汚く散らかっている我が一部よ。それでこそ掃き溜めの隅に相応しい。
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